2022-01-01から1年間の記事一覧
永井史男先生から瀧井一博編『明治史講義【グローバル研究篇】』をお送りいただきました。「タイ地方行政能力向上プロジェクトー『明治日本』の視点から考える」を担当されています。永井先生によると、 「日本では 自由民権運動の高揚ののち立憲体制が敷か…
Public Management Reform - A Comparative Analysis - Into the Age of Austerityの第4版の翻訳。縣公一郎先生と稲継裕紹先生の監訳です。 行政改革の国際比較:NPMを超えて 作者:C・ポリット,G・ブカールト ミネルヴァ書房 Amazon 都区制度の論点の中…
ご恵投いただいた本、また少しずつご紹介したいと思います。 検証 独立行政法人: 「もう一つの官僚制」を解剖する 勁草書房 Amazon 縣公一郎先生、原田久先生、深谷健先生に送っていただきました。 こちらにより詳しい目次もあります。 検証 独立行政法人 - …
取り急ぎ、行政学地方自治論関係で。ご献本ありがとうございました。 職業としての官僚 (岩波新書) 作者:嶋田 博子 岩波書店 Amazon 「出版を心待ちにしながら、3月半ばに旅立った」、嶋田先生のお父様に本書が捧げられています。 行政学〔新版〕 (有斐閣ア…
『オーラルヒストリー行政学』の書評を担当することになり、しっかりと読んだところ、水谷三公先生の章を面白く思いました。以前はなんとなく敬遠していたのですが。 江戸は夢か (ちくま学芸文庫) 作者:水谷 三公 筑摩書房 Amazon 水谷先生の、世間と社会の…
2冊の重厚な編集本をご恵投いただきました。1冊は安倍政権、もう1冊は小泉政権の検証となっています。この2冊で21世紀の日本政治理解が飛躍的に進むものと思われます。 検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書) 作者:アジア・パシフィック・…
『公共政策学の基礎』の規範の章では、大変参考にさせていただいたデボラ・ストーンの新作が出ていました。カウンティングというタイトルですが、もちろん会計学ではなく、数字(ナンバーズ)が公共政策の形成にとって持つ重要性を1冊の書物にまとめたものの…
行政学年報17号の「戦後状況と行政研究」によると 阿利莫二「辻先生から地方自治について、例えば23~25年ころ、高木(鉦作)さんが研究会に出られる前の段階に、直接話を聞いたという記憶はあまりないんです。」 加藤一明「それはね、やはり関西ですよ。地…
清水先生の最新作。明治維新を成し遂げた志士のように下級武士ではなく、しかし、初の「平民」首相となった原は、『青天を衝け』でも少しだけ登場しました。 原敬-「平民宰相」の虚像と実像 (中公新書, 2660) 作者:清水 唯一朗 中央公論新社 Amazon 再び、岩…
順不同でご紹介いたします。岩崎先生の組織力が素晴らしいですね。同僚の武藤祥先生、研究仲間の西岡晋先生も書かれています。 ポスト・グローバル化と国家の変容 ナカニシヤ出版 Amazon こちらもナカニシヤ出版。伊藤武先生と網谷龍介先生の編集です。 ヨー…