2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

地方自治・都市研究と福祉政策研究の書物を紹介

さらに、ご恵投いただいた本のお礼とご紹介。稲垣浩さんから頂きました。方法論・アプローチの上でも、研究対象の上でも、私の現在の研究に大いに関係する著作です。戦後地方自治と組織編成―「不確実」な制度と地方の「自己制約」作者: 稲垣浩出版社/メーカ…

レヴァイアサン、財務省と政治、日本銀行と政治

1)レヴァイアサンの最新刊を入手。 なんといっても興味深いのは、前回の書評に対する、われらが久米先生のレスポンス。2)新刊のこの本は、われらが上川先生の下の本の隣に並べるとちょうどいいようになっている。財務省と政治 - 「最強官庁」の虚像と実…

「原因の効果」effects-of-causesと、「結果の理由」causes-of-effects。

社会科学のパラダイム論争: 2つの文化の物語作者: ゲイリーガーツ,ジェイムズマホニー,Gary Goertz,James Mahoney,西川賢,今井真士出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2015/08/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 本書も、翻訳者の方からご…

ご恵投いただきました。

ご恵投いただきました。ありがとうございます。地方創生の正体: なぜ地域政策は失敗するのか (ちくま新書)作者: 山下祐介,金井利之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/10/05メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見る山下祐介さんは、『限界集落…

マーク・ブライスの書物と論文発見 やっぱりアイディアの政治学の人

Mark Blythという政治学者は、われわれの間では、Vivien Schmidt と並んで「アイディアの政治学」の人という位置づけだったが、経済学的にも重要な人のようだった。緊縮策という病:「危険な思想」の歴史作者: マーク・ブライス,若田部昌澄,田村勝省出版社/メ…