2021-01-01から1年間の記事一覧

私の世代のバンカラというシンクロニシティ

同時進行で読んでいる本に、シンクロニシティ(共時性)をまた発見。「意味のある偶然の一致」かどうかは分かりませんが、一つは、岸宣仁『財務省の「ワル」』の記述。98年の大蔵省過剰接待が事件となっていたころ、大蔵省の官僚の間での宴会の時に、彼らの…

久しぶりになってしまいましたが、その間にご恵投いただいた書物をあわせて順不同でご紹介。

貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書) 作者:宮本 太郎 朝日新聞出版 Amazon 日本政治研究事始め―大嶽秀夫オーラル・ヒストリー 作者:大嶽 秀夫 ナカニシヤ出版 Amazon 政策評価の行政学―制度運用の理論と分析― (ガバナンスと評…

国から地方への財政移転と集権・分権、融合・分離

村上佑介・橋野晶寛『教育政策・行政の考え方』「例えば国からの財政移転が大きくなることは、自治体の自律的な意思決定に影響を及ぼさないのであれば集権化とは言い難く、むしろ融合化ということが適切であるが、現実には集権と融合とは混同されて論じられ…

ご恵投いただいた本の紹介です。

編者の伊藤武さんからご恵投いただきました。政党や官僚、司法などヨーロッパ政治で重視される具体的なアクターと、それらが活動するうヨーロッパで重要な具体的制作領域の二本立てで構成されています。行政・官僚組織については網谷龍介さんが書かれていま…

こんな本をいただきました。

同僚の赤星聖先生からいただきました。 国内避難民問題のグローバル・ガバナンス: アクターの多様化とガバナンスの変化 作者:聖, 赤星 発売日: 2020/11/27 メディア: 単行本 地方自治総合研究所様からいただきました。 原発事故 自治体からの証言 (ちくま新…