行政学地方自治論関係でご恵投いただいた本をご紹介。

取り急ぎ、行政学地方自治論関係で。ご献本ありがとうございました。

「出版を心待ちにしながら、3月半ばに旅立った」、嶋田先生のお父様に本書が捧げられています。

「記して感謝申し上げたい」という初版への反応者リストに私も入れていただきました。ありがとうございました。

下の、われわれの本とは3文字違いですが、雰囲気はずいぶん違います。また章立てがすこし違っているのが、面白いところす。

 

地方自治の論点』の目次は、疑問文になっているのがいいですね。

はしがき
 第Ⅰ部 中央政府地方自治
第1章 地方自治の発展――国と地方との関係は時代とともにどのように変化したのか
第2章 地方自治の座標軸――日本の地方自治の特徴とは
第3章 地方自治体による政策・計画・条例――どのようにユニークな政策をつくるのか
第4章 地方分権改革――自治の理念は実現したのか
第5章 自治体の合併と連携――規模かデモクラシーか

 第Ⅱ部 代表民主制と直接民主制
第6章 二元代表制――首長と議員を別々に選出することの意味は何か
第7章 地方議会――不要論を越えられるか
第8章 住民投票の機能――住民投票は万能か
第9章 住民参加・協働――その広がりと障壁はどのようなものか

 第Ⅲ部 地方自治体と地域社会
第10章 地方公務員の量と質――地方公務員は多すぎるのか少なすぎるのか
第11章 地方自治体の財政――自立か連携か
第12章 地方公営企業の持続可能性――地方公営企業の仕組みは重要か
第13章 官民連携手法の新展開――民間企業による公共サービス提供は妥当か
終 章 地方自治のシナリオ選択

 

『テキストブック地方自治』の目次は

はしがき
1 私たちの暮らしと地方自治 北山俊哉
2 首長 曽我謙悟
3 自治体の組織 田村 秀
4 議会 辻 陽
5 住民と自治体 柳 至
6 政策形成と決定 竹内直人
7 人事 大谷基道
8 財政 小西砂千夫
9 地方自治の発展 北山俊哉
10 政府間関係 市川喜崇
11 圏域・自治体間連携 砂原庸介
12 公と民の境界線 稲継裕昭
13 情報化 羅 芝賢
14 危機管理と災害対応 西村 弥
付論 日本における地方自治研究と理論モデル 村松岐夫