いただいた本の紹介です。松田さん、三田さんありがとうございました。

第10章「公共政策と政府間関係」という章には、中央集権の「功罪」という小見出しのもとに以下のような指摘がありました。

「もう一方の「地方の自主・自立」の立場に立つと、「身の丈に合った生活」ということになる。つまり、税収が豊かな地方自治体は行政サービスが充実していく一方で、人口が少なく、大きな産業がない地方では税収が少ないため必要最低限の行政サービスのみを提供せざるを得ないということである。」

このような指摘が当たり前のように出てきてほしいと思います。 今や地方分権=善という指摘はあたりません。