デンマークの飲酒可能年齢

デンマークには、飲酒を始めていい年齢に関する法律はなく、両親が決めること、というらしいです。

ただ、スーパーやコンビニでお酒(ビールやワイン)を買うには16歳、ジンやウイスキーなど度数の強いお酒を買うには18歳 にならないといけない、またバーやクラブでは、18歳未満にはアルコールは一切売ってはいけない、という決まりはある。

いずれにせよ、18歳からOKなので、オーフス大学の学生会館には、学生がやっているバーがあります。

他方、われらが関西学院大学は学内では一切お酒はNo。どこかの大学のように教官控室にお酒があるということもありません。

またアメリカも週がその年令決めるようになっていて、かつては州によって違っていたららしいのですが、今は21歳で50州が統一されています。これには、Mothers against Drunk DrivingMADD)という飲酒運転の被害者のお母さんが中心となった圧力団体の力もあるようです。

で、連邦政府がそうしない州には、高速道路整備補助金を削減するという政策をとっていることから50州の統一ができています。あくまで州の権限であるという建前で、補助金を貰わなければ下げてもいいのだから、州の主権を侵害していることにはならないという、中央地方関係の話になりました。

一方では、デンマークでは買うのは別として、いつから飲むかは家庭が決めること、というのも面白い理屈です。